第4話

メガネをかけたビーバー Nukoo が机で勉強している縦型コミック。

第4話 🌱

今日、Nukoo は新しい作戦を思いつきました。

全部を一度に学ぶ代わりに… 「全部を少しずつ」勉強してみることにしたのです。

歴史。 数学。 文法。

最初は、いいアイデアのように思えました。 でも、注意は次々と別のテーマへと飛び移っていきます。

科目を切り替えるたびに、脳は一度止まり、リセットし、新しい考え方を思い出さなければなりません。 心理学ではこれを「タスクスイッチングコスト」と呼びます。 切り替えのたびに、少しずつ集中力が使われていくのです。

しばらくすると、奇妙なことが起こりました。

文法のルールが数学の問題に混ざり、 歴史の年代が数字の代わりに現れてきたのです。

すべてが、こんがらがってしまいました。

私たちの脳は同じ学習時間の中で複数の科目を学ぶこともできます。 しかし、あまりに頻繁に切り替えると、考えることが難しくなります。 ひとつのテーマには、理解するための少しの時間が必要なのです。

そこで Nukoo は、もっとシンプルな方法を試してみました。

今日は数学。 ただ数学だけ。

残りは、また明日。

すると突然… 数字が、ずっと分かりやすく感じられるようになりました。